タフネゴ

撮影には大勢の先輩に出演してもらっている。
断られることも多々あるんだけど、教官や研究室の古株の学生を通してお願いすると成功率が高い。
頼む役は交代でやっているんだけど、頼む役に周りが「タフネゴで」と言う。
監督が言い出したんだけど、意味は多分粘り強く交渉してくれとか単にがんばってくれと言うのかそこらへんだろう。
間違ってたら謝罪はするけど賠償はしません。


さて今日は東京旅行の新幹線の予約。
書類を書いて生協に提出、待っていたら、100枚を越すチケットが
団体割引について聞いたら、学校の公認の行事なら、学生は乗車券5割引だとか。
俺の頼んだのってそれと違うの?と思いつつ「そっちのほうが良いんですけど、予算が下りるほどの行事だし」
「一度JRに戻すとなるとキャンセル料が発生するんですが」
一枚につきキャンセル料320円だって。
いやいや、全部で5万位するではないか。
「書類出すときに教員は付いて行くと話したんですけど、その時団体申請の話は教えてもらえなかったんですが・・・」
と、口調はおとなしいがひたすらゴネる。
なんとかキャンセル料なしですんだ。いやぁ焦った焦った。
(結局生協側もキャンセル料払わずにすんだ様だ。)
団体申請は学部長のはんこが必要で、しかも本来は申請は2週間前までだって。
ごめんなさいもう2週間きってます。


「学部長のハンコを貰うって言っても、事務は時間がかかるのが当たり前だしなぁ」
とか考えながら、団体申請の書類を持って研究室に行くと、
助教授が「秘書の人にやってもらうよ」と言って書類を秘書さんに預ける。
「ハンコもらえたら僕に連絡ください」
「いや、秘書さんが帰ってくるまで待って」



「貰ってきました」
は、早いなあ。
交渉ごとはどこを通すかが重要やね。